回数 第6回 課題 CPLDの導入
目的 MaxPlusUを使用する。
CPLDを使用した回路設計の、基本的な操作を習得し、CPLD開発環境に慣れる。
回路図エディタ、シミュレータ、フロアデザインなどの、一連の流れを習得する。
到達目標 (1) MaxPlusUの、回路図入力画面が表示できる。[実習CP1]
(2) 回路図入力から、ピンアサインまでの操作を完了し、書き込み直前までを終わらせる。[実習CP2]
(3) Byte Blaster/プリンターポートの設定が完了している。[実習CP3]
(4) SWによるLEDの明滅を、動作させる(教材P36)。[実習CP4]
(5) SWによるブザーのON/OFFを動作させる(教材P37)。[実習CP5]
(6) プライオリティエンコーダを動作させる。[実習CP6]
(7) 7セグメントLEDのいずれかの桁に、何らかの数字が表示される。[実習CP7]
(8) 7セグメントLEDのいずれかの桁が、カウントアップする。[実習CP8]
作業手順 (1) MaxPlusUを起動させて、回路入力を行う。
(2) 教材P41の回路図から、SWやLED、ブザーなどへの接続先ピン番号を確認する。
(3) フロアデザインで、ピンアサインを行い、コンパイルする。この際、ターゲットデバイスなどを
指定されている通りに正確に入力する。
(4) 今日の実験ではシミュレータで「確認」する内容はほとんどないが、余裕があればシミュレータの動作確認を行う。
(5) プログラマを動作させ、デバイスへの書き込みを行う。ここで、CP4を確認する。CP4が動作すれば、CP5以後は、同じ手順の反復となる。また、デバイス指定など最初に一回行えばいいものは、改めて指定しなくてもよくなるため、操作すべき項目は少なくなる。
(6) ライブラリの使い方を調べて、覚える。「定番」回路はライブラリ化されているので、ブレッドボードに74系の素子をはめこむのと同じ流れで、ライブラリを使用する。
注意点 実習CP1〜CP3では、昨年トラブルの多かった項目を個別にチェックポイントとした。スムーズに進む学生は、CP4まで一気に進むはずなので、CP4までを試みてそこでTAのチェックを受けてください。
※ やや愚痴めくが、必要な事項は教材に漏れなく記載されていて、現在のPDF教材はかなり緻密に仕上がっている。(藤井さんに感謝)出来ない、動かないという学生は、だいたい手順を読まずに適当にやっていることが多い。指示されている内容を正確に読んで、一つずつ丁寧に辿れば、ほとんどの人が実行可能だと思われる。
CP4が思うようにいかなかった学生は、どの段階でトラぶっているか、TAに報告し、対処方法についての指示を仰ぐこと。
考察課題 今日の教材から何が考察できるか、自分の判断で選択して欲しい。
思いつかない学生は、PAL、CPLD、FPGAの「特徴」を、比較するように整理してみると良い
その他