回数 第8回 課題 キッチンタイマー(60秒ダウンカウンタ)の製作
目的 キッチンタイマーを完成させる。
設計したい目的とする回路を、これまでの知識を活用して実現させる。
到達目標 (1) 前回分のCPをそのまま継続する。[実習チェックポイント1〜5]
(2)  二桁の数値を設定できる。[実習CP6]
(3) カウントダウンが完了したら、ブザーが鳴動し、LEDが連続点灯する。[実習CP7]
(4) CLEAR/START/STOPボタンが動作する。[実習CP8]
(5) (発展課題)ロジアナを使って、波形を観測する。(TAチェックポイント記載欄=特別枠)
作業手順 (1) カウンタへの数値設定の回路を作る。初期値の設定は、ダウンカウンタ0の時の値の設定と
  同様に、固定値の代わりにスイッチを読み込む方法がある。(CP6)
(2) カウンタがゼロになったら、クロック入力を停止するための回路が必要。(CP7準備)
(3) カウントゼロで、ブザーが鳴動し、LEDが連続点灯になる課題は、先にやっても構わない。(CP7)
※ Aの条件:CP6を除き(60秒固定で)カウントダウンを実行でき、考察に不備がないこと
※ Sの条件:設計に不備があり、動作が中途であったとしても、考察が十分なら評価する。
注意点 「正解」はない。目的の機能を実現できれば、「結果オーライ」で合格とする。
PDF教材ではロジアナについて記載しているが、レポートも含めて、
ロジアナにこだわる必要は全くない。
今回以後の課題は、必ずしも上記の作業手順に従う必要はない。自分が「これで作れるはず」だと
思ったなら、上記手順を完全に無視して構わない。「どう考えて、実際にやってみてどうだったか、」
という、その辺がレポートに記載されていれば、手順は問わない。
カウンタの動作で止まっていた人が多い。'0000'の出力時に、カウンタのSETパルスを出す。その
セットパルスまたは、スイッチでカウンタに数値が設定されると考える。つまり、「パルス出力」なら
「定数」(VCCとGNDの組み合わせ)がSETされ、そうでないなら、DIPスイッチからの値がSETされる
ならば、マルチプレクサが応用できる。(一つの考え方である。他にも解はある。)
考察課題 前回説明しなかったが、第7回分の課題レポートは、書式で評価する。
考察課題は、前回と今回分を並べて評価する。つまり、今回レポートで前回の「考察」があればOK
チャタリングキラー回路の考察があるが、今回「考察課題」として触れてください。
BBの実験で、チャタリングに触れた人も、前回分を参照してもいいから、もう一度記載して下さい。
その他