回数 第10回 課題 HDL言語の導入
目的 Verilog-HDLにより論理合成を行う手順を習得し、HDL言語による記述から
回路を合成し、CPLDに実装するまでの手順を理解する。
到達目標 (1) 1bit×2入力を切り替えるMUXを作成し、SWでLEDに切り替え表示させる。[実習CP1]
(2) 4bitフルアダーに、4ビットSWと4ビットのカウンタの値を加算する課題回路を動作させる[CP2]
(3) デコーダを記述して、数字を表示させる(二桁同じで構わない)。[CP3]
(4) 2kHzのクロックでMUXを動作させ、2桁の数値を表示させる。[CP4]
(5) 16進2桁のカウントアップを動作させる。[CP5]
(6) 1〜6の6進カウンタを動作させる。10の位は「非表示」とする。[CP6]
(7) START/STOP、クリアをスイッチで与え、サイコロを作成する。[CP7]
作業手順 (1) 基本的な動作は前回と同じ。
※ Aの条件:CP6までを動作させていること。
※ Sの条件:HDLの記述から、どんな回路が合成されているかを、それぞれ明記して報告する。逆に言えば、実際に合成されている回路は、回路図での確認ができないため、個別に確認して「結果的に動作している」ならば、Aの評価はありえる。
注意点 ブロッキング代入(組み合わせ論理回路)と、ノンブロッキング代入(順序論理回路)の違いに注意。
always@(センシティビティリスト)の中身に注意する。ノンブロッキング代入では、クロックなどのトリガを指定する
クロックは、クロック以外の用途には使用しない。(使用しない指定方法を工夫する。)
考察課題
報告内容
ブロッキング代入と、ノンブロッキング代入で、動作がどう異なるか考察する。
その他