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第1回:発振回路

回数 第1回 課題 発振回路
目的 ブレッドボードを使って、簡易発振回路を製作し、シンクロスコープで動作確認を行う。実験を通じて、ブレッドボードに慣れると共に、シンクロスコープの使用方法を理解する。
到達目標 (1) 発振回路を製作する。
(2) 発振波形をシンクロスコープで観察する。
発展課題 (3) 発振波形でLEDを明滅させる。
(4) 素子を入れ替えて、発振周波数を変える。
作業手順 (1) ブレッドボードを各自準備する。
(2) 必要な素子を準備する。(IC 74HC00, 抵抗, コンデンサ)
(3) 電源VCCのラインと、GNDのラインを結線する。
(4) 回路図を確認し、素子の結線図を実験ノートに下書きする。
(5) 素子を接続する。
(6) 電源を投入する
(7) プローブをあてて、発振波形を確認する。
注意点 A. ICには、VCCとGNDの端子があり、電源を供給しないと動作しない。
  電源がICに供給されているか確認する。
B. 電気回路は、「回路」として閉じていないと動作しない。
C. ブレッドボードは、ICの両脇に見えない導通ラインがある。ラインの向きに注意する。
  特に、抵抗などの両足を同じラインに接続すると、両足がショートして動作しない。
D. 素子の抜き差しを行う場合は、必ず電源を切って行うこと。
E. ICの向きに注意。特に、逆ざしを行うと焼けることがある。
F. シンクロスコープのプローブは、10dBの減衰のあるタイプがある。目盛りを読む際に注意。
G. プローブは、必ずプラスとマイナス(GNDと信号線)の両方が接続されていないと測定できない。
  電気「回路」になって、繋がっていないと、電流は流れず、電圧もかからない。
理論的背景 (1) 発振回路:(なぜ、発振するか)
(2) 観察された波形の形状(なぜ、その形状になるか)
(3) 発振周波数はどう変わるか。
その他